お客さまの要望に合わせたフォースセンサーディバイスの開発に
対応いたします。
検出点数、形状などご相談に応じます。
まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
構造:上部に感圧インキ層、下部に2本の電極層を形成後、その2枚のフィルムを貼り合せています。
仕組み:センサーが押された時に応じた上部と下部との接触抵抗値変化を読み取り圧力の強さを感知します。
この技術は、当社が抵抗膜方式のタッチセンサーで培った技術と実績をもとに、感圧インキ(圧力によって接触抵抗値が大きく変化する材料)を開発し、生産プロセスを最適化させたことで高性能かつ高耐久性の独自センサーが完成しました。
抵抗膜式圧力センサーは絶対値の測定用途には向きません。相対的な用途としてご検討ください。
シングルタイプ
1点の圧力測定に対応するセンサーです。
用途、設置場所に合わせて形状をカスタマイズできます。
マルチタイプ
圧力センサーをマトリックス状に配列したセンサーアレイです。
平面上にかかる圧力分布をリアルタイムでマッピングできます。
製品特性の例
特性 | 備考 | ||
---|---|---|---|
サイズ | ~450×450mm2 | ||
感圧レンジ | 30g~600g | オーバーレイの厚みや材質で変動 | |
繰り返し精度 | ±10% (@500g load) | ||
ヒステリシス | <15% (@500g load) | ||
信頼性 | 低温保存 | ±15%(@500g load) | -30℃120時間後の抵抗値値変化 |
高温高湿 | ±30%(@500g load) | 85℃90%RH500時間後の抵抗値変化 | |
ヒートショック | ±20%(@500g load) | -30℃ ⇔ 85℃ 575サイクル 後の抵抗値変化 | |
打鍵耐久性 | ±20%(@500g load) | 打鍵試験(150万回、荷重1kg、3Hz)後の抵抗値変化 |
NISSHAはタッチパネルモジュールの受託生産で数多くの実績をもつメーカーです。
タッチパネルを内蔵した液晶モジュールの製造で培った品質保証体制は、フォースセンサーデバイスの製造にも活かされます。製品開発から量産対応まで、お客さまをサポートできる体制を整えています。
1.受託可能かを確認します
お客さまの要求仕様の技術的難易度をレビューします。
技術部門と営業部門で連携しながら、材料設計、プロセス技術、コストの妥当性などの情報を整理し、受託可能かどうかを検討します。
2.1案件ごとにプロジェクトチームを編成します
受託が可能であることが確認されれば、1案件ごとにプロジェクトチームを編成します。
チームは技術開発、設計、生産技術、評価技術、品質保証の各部門から選任されたメンバーで構成され、 量産化までの計画を立案します。
3.少量生産試作により設計を検証します
小ロットでの試作を通して、設計妥当性を検証します。
量産適性評価、不良モード分析、信頼性評価などを実施し、最適な量産条件を確認します。
試作結果はお客さまにもレポートし、量産へ移行しても問題がないことをご確認いただきます。
4.量産~納品
試作検証結果にもとづき、量産移管文書を作成後に
プロジェクトを量産部門へ移管し、量産を開始します。
5.量産品の品質管理
量産後は安定して製造できているか、不具合品が出ていないかを品質保証部門が管理します。 品質保証部門は設計検証段階からプロジェクトに加わるため、本質的な品質保証が可能になります。
・開発、試作、量産委託のご相談
その他、フォースセンサーに関するご質問・ご相談はお気軽にご連絡ください。