静電容量方式タッチパネルによる非接触入力
パネル表面に触れることなく入力する「ホバー入力」に対応した静電容量方式タッチパネルです。
ディスプレイパネルから50mm程度離れた指先の動きを検知します。
衛生管理や感染症対策が求められる医療機器や公共設備などのタッチパネルに最適です。
ATM、屋外サイネージ、エレベーターなど
医療、製薬、食品加工などで使われる設備向け
油などが付着した指や手袋で操作することでディスプレイが汚れるのを防ぎ、クリアな画面表示と操作性をキープする。
スマホ、タブレットなどに使用すれば指紋による操作痕が付着しない。
非接触入力と3D映像の複合などゲームやアミューズメント機器に、今までにない操作感覚を提供する
静電容量方式タッチパネルは、「指がパネルに触れている」を検出するのではなく、「指とセンサーの間の静電容量変化」を検出しています。したがってパネルに触れるよりも高い位置に指先があっても、静電容量の変化を検出することができれば非接触での入力が可能になります。
静電容量方式タッチセンサーは、送信電極と受信電極の2つの電極間に発生する電界の変化から、静電容量の変化を読み取ります。
送信電極と受信電極との間に発生する電界の広がりの大きさは電極間の距離に比例します。したがって、電極間の距離を広げることでタッチパネルの表面からより離れた地点まで電界を届けることができます。
このように電極間の距離をコントロールすることで、パネルから離れた指先も検知することができるようになります。
一方で、電極から離れた位置では電界が弱くなるため、指先の接近を検出する信号も小さくなってしまいます。この問題を解決するため、NISSHAの静電容量方式タッチパネルではセンサー電極に通常より抵抗の低いITO薄膜を採用しています。配線の抵抗を小さくすることで、従来のセンサーと比べてより大きな電流が供給されます。その結果、電極間の距離を広げても、指先の検出に十分な信号が得られるのです。
非接触入力で検出できるセンサー電極と指先の都の間隔は50mmまで対応できます。
実機の動作を見たいというお客さまのためにデモ機を用意しております。
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