環境問題や政治問題などに対して、人々は自ら物事に参加するようになってきている。
世界各地で起こるデモやCOVID-19 の感染拡大といった混乱下でも、エネルギー溢れる豊かな創造性をアピールする取り組み方が広がり始めている。
監視社会化が進み、個人の自由意思が脅かされていく中、人種や性別を超えた枠組みのない自由な選択肢を持つことを望んでいる。
アートを利用した平和的な解決方法を図ることにより、自己肯定感を高めることに繋げる。
内なる主張をパワフルかつユニークな方法でさらけ出し、世界を明るい未来へと導く。

世界の状況は、異常気象が多発し危機へと警戒レベルが変化。
自然災害への予防策を継続的に更新しなければならない世の中となっている。
COVID-19の影響のため、社会全体が活動自粛によって停止する状況となり、大気や河川の汚染が大幅に低下した状況を目の当たりにした。この現象によって、これまでの生き方と生産の方法を考え直すきっかけを人類に与えた。
企業は自らでまかなう責任を負うために、原点に立ち返り、本質的で需要のある環境保全や社会貢献を目指す。
これまで見落としていた価値ある財産を「資源」として社会の中で循環させている。

進化したオンラインサービスにより、どこにいても繋がれる感覚が当たり前になった。
田舎に住んでいても最新の情報や商品を不自由なく入手できる生活を送ることができ、場所に縛られないライフスタイルとコミュニティが多く見られる時代だと言える。
COVID-19のパンデミックによって急速に進んだ孤立感の中で、人々は都会の喧騒から離れ、内なる平和を見つけるための隠れ家を求めたり、自然そのものや原始的なものに憧れ、現代の暮らしに取り入れるようになった。

AIやARなどテクノロジーの目覚ましい進化によって、リアルとバーチャルの境界線が希薄になり、日常の中で人々は確実に科学の進歩を体感している。
COVID-19の影響により社会に不安を感じた若者がストレスを発散させる場としてゲームやアニメにみられるSFの曖昧で夢のような仮想世界に没頭するなど、ファンタジックな体験型エンターテイメントの需要が広まりつつある。
それぞれのライフスタイルとサードプレイスを見つけることで彼らはストレス社会からの脱出を試みている。