- 高速起動 高速応答
- 始動後すぐに水素検出
- ノイズガスに影響されず
水素だけを選択的に検知 - 他のガスによる誤検知防止
- ノイズガスに影響されず
- 高い耐久性と
メンテナンスフリー - 交換・メンテナンス不要
- 高い耐久性と
製品仕様
想定用途 | 仕様 | |
---|---|---|
乗用車 | FH2-HY04 | PWM出力、 12V駆動 |
FH2-HY05 | CAN出力、 12V駆動 | |
バス、トラック | FH2-HY06 | CAN出力、24V駆動 Baud rate 250k, 500k選択可能 |
評価・研究用 家庭用・ 産業用蓄電設備 | FH2-HY11 | アナログ出力、 5V駆動 |
FH2-HY11-HC | アナログ出力、 5V駆動 ハーネスタイプ(コネクターケーブル付き) |
特長
高速起動・高速応答
電源ONから1秒以内の起動と、3秒以内での応答開始を実現しました。
水素燃料電池車(FCV)では駐車している間に水素漏洩が発生した場合、電池の起動により爆発する危険が有ります。この起動時の危険を回避するためには、イグニッションスイッチを入れたタイミングから3秒以内に水素漏れを検出しなければなりません。
NISSHAエフアイエスの水素センサーは、起動から3秒以内に応答を開始。車載用途の要求をクリアしています。
ノイズガスに影響されず精度よく水素を検知
水素選択性に優れたガスセンサーを採用し、他のガスとの誤検知の心配がありません。
エタノールやメタンなど、使用環境から発生する雑ガスの影響を受けず、安定した性能を発揮します。
厳しい車載要件を満たす高い耐久性とメンテナンスフリー
国内、欧州の各種車載用規格の耐久性試験をクリアする長期安定性を実現しています。
水素燃料電池の安全と安心を第一に考えた水素センサー
NISSHAエフアイエスの接触燃焼式水素センサーは、市販される燃料電池車の水素ガス漏洩検知用センサーとして、世界で初めて実車搭載されました。
その速い応答性、優れた水素ガス選択性と高い信頼性により水素の漏洩をいち早く検出し、水素燃料電池に安全と安心を提供することで、CO2排出量削減による地球温暖化抑制に不可欠な水素社会の早期実現に貢献しています。
高耐久、高速応答を実現した独自の接触燃焼式センサー
NISSHAエフアイエスの水素ディテクターは接触燃焼式ガスセンサーを採用しています。
一般的な接触燃焼式センサーでは、水素と反応する触媒を混合した無機材料(担体)でヒーターを包み込む構造をしています。このような従来の接触燃焼式センサーは起動・応答速度とシロキサンによる被毒耐性に課題がありました。
NISSHAエフアイエスは独自の設計により、従来とは異なる構造の接触燃焼式センサーを開発。これにより、速い起動・応答性と、シロキサン被毒の耐久性を両立した水素ディテクターを実現しました。
FCV、蓄電用途で豊富な採用実績
- 乗用車
- 車載向けに適したCAN出力(Controller Area Network)に対応。
乗用車向けには12V駆動の水素センサーが適しており、トヨタ Miraiをはじめ、Mercedes-Benzなどでの採用実績があります。
- バス・トラック
- 大型車向けには24V駆動の水素センサーが適しており、大型車では、中国のバスに搭載された実績があります。
- 住宅用燃料電池
- 家庭用燃料電池発電システム向けには、5V駆動の水素センサーをラインナップ。 出力はアナログ出力で、コネクターケーブル付きのディテクターも揃えています。
- 自動二輪車
- バイクやスクーターなどへの搭載も可能です。
- 産業用重機
- フォークリフトなどへの搭載も可能です。
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