宮脇賣扇庵様の扇子に、当社のFabrightが採用されました。

宮脇賣扇庵様は文政六年(1823年)創業、長年にわたり京扇子の製造・販売を行われています。扇面、扇骨、仕上加工に至るまで、複雑な工程を経て作られる京扇子は、触りや開き具合、重さ、使い勝手など、用と美が一体となった工芸品です。「京扇子」は京都扇子団扇商工協同組合の組合員が、扇面・扇骨・仕上加工まで国内生産したものだけが表示を許されるもので、時代とともに職人の確保が難しくなる中、宮脇賣扇庵様では、優れた職人とその技術を確保し、技術継承へ熱意をもって取り組まれています。

この宮脇賣扇庵様の扇子に、当社のFabrightが採用されています。高級美術印刷で培った高品位なカラーマネジメントと高精細な印刷技術を用いた、扇面の滑らかなグラデーションや鮮やかな色彩をご評価いただき、一部の布扇の柄にご採用いただきました。最新の技術と伝統工芸品のコラボレーションに貢献できたことは、当社にとっても大きな喜びであり、今後も継続してデザイン提案などを行ってまいります。


▶クライアント:宮脇賣扇庵
▶内容:「リアルスキャンによるファブリック扇子」
▶関連リンク:Fabright その他

サービス一覧

Fabrightの製造

Fabrightの製造

Fabrightでは、生地にプリントを行うだけでなく、その後の裁断工程までを一貫して行うことができます。

生地への直接印刷

生地への直接印刷

ポリエステル向けの昇華転写方式の他、合成皮革などにも印刷できる水性顔料インクジェット機も保有。様々な素材へのプリントが可能です。

裁断サービス

裁断サービス

通常、プリントした生地は反物の状態で次工程に回されますが、Fabrightでは高精度のレーザーカッターを使用した断裁まで行うことができます。

高精細スキャンサービス

高精細スキャンサービス

立体的な素材や細かなテクスチャーの素材を、実物そっくりにスキャナで撮影できます。

高精細デジタル撮影サービス

高精細デジタル撮影サービス

文化財撮影にも使われる、最大35億画素のデジタルカメラで、高精細な画像を取得します。

ご注文の流れ

ご注文の流れ

印刷技術やデータに関するご相談や生地のご提案など、サンプル作成から量産までサポートいたします。まずはご相談ください。