印刷技術
とことんこだわるNISSHAの印刷技術
当社は、紙の印刷の分野で美術館や出版社など、色調に厳しいお客さまとのお仕事を重ねてきました。
お客さまの「理想の色」の追求をお手伝いする姿勢は、テキスタイルへのプリントを行う際にも変わりません。
生地ごとの発色特性を理解し、ベストな色調を表現するためのデータづくりと印刷設備のコントロールを行っています。
印刷会社だからできる
「入力」から「出力」のトータル制御で繊細な色合いを再現
通常、プリント生地の生産では、デザイナーがデータを作り印刷は別の会社が行うというように分業が進んでいます。この方法では、色調が合わない時にはプリンタ側の調整でしか色調調整できません(調整不可の場合もあり)。当社のような印刷会社がデータから色調調整を行って印刷まで行うことで、色調管理の調整幅を広げ、安定した色調管理ができる等のメリットが出てきます。
●通常の生産
入稿する画像データがそのまま印刷されるため、色調が合わない場合があります。その場合、色調補正をデザイナーが行わざるを得ないため、それがデザイナーの業務負担になることもあります。
●当社の生産
画像データを加工修正する製版技術、工程間を管理するカラーマネジメント技術、色域を最大に引き出す印刷オペレーション技術により、製品に付加価値を提供します。
入力データの調整技術
高級美術印刷物で培ったカラーマネジメント技術を活用し、お客さまの「理想の色」を追求。色ブレのない安定した品質をご提供いたします。
データの調整
生地ごとに異なる発色特性など、最終的な出力物をイメージしながら、印刷データの調整を行います。
生地による発色の確認
測色機を使用し、色調データの修正や印刷機のコントロールにフィードバックします。
印刷機のコントロール
生地ごとの印刷特性や絵柄によって印刷条件や転写条件を調整。高品質のプリント生地を製作するための様々なノウハウを蓄積しています。
転写シートへの印刷
昇華転写用に開発されたインキを使用し、転写紙に絵柄を印刷します。
生地への転写印刷
印刷済みの転写紙と被写体となる布を密着させ、回転ドラム型転写機に挿入します。加熱式ドラムによって気化したインキは、プレスされることで布に転移し、浸透します。
Fabrgihtの品質管理について
色調管理のプロフェッショナル
「色」に関するお客さまの厳しい要求に応え続けてきた実績は、テキスタイルへのプリントにも活かされています。
Made in KYOTOの国内生産
京都市内の工場でものづくりを行うことで、高い品質とスピーディーな対応を両立します。
安定した品質
デジタル印刷の特長を生かし、色ブレのない安定した品質を実現します。