ジャージー生地

ジャージー生地とは

ジャージー生地とは、一般的にはメリヤス編みのニットの総称で、ニットのため伸縮性があり、比較的厚手のものが多いです。
日本では体育の授業で使われる「ジャージ」が一般的ですが、スポーツウェアに限ったものではなく、上記のようなニットの生地をジャージーと呼びます。
編み物ゆえの伸縮性の高さが、スポーツウェアに適しています。
もともとは、イギリスのジャージー島で漁師が使っていた防寒着の編み方が起源で、それがアメリカに渡り、スポーツウェアとして広まっていったそうです。
 

ジャージー生地の特徴

● 高い伸縮性
経糸と緯糸を織り上げた布帛ではなく、1本の糸を編んだニットであることから、高い伸縮性を持ちます。ジャージー生地に多く使われるポリエステルの糸の多くは、糸そのものの伸縮性はありませんが、ニットにすることで伸縮性を得られます。

● 柔らかさ
糸の太さや質感にも左右されますが、ニットならではの柔らかさがジャージー生地の特徴です。

● 通気性の良さ
織り方次第で通気性のよい生地を作れます。東京オリンピックで選手が着用していたポディウムジャケットでは、汗をかきやすい部分とそうでない部分で編み方を変えて通気性を高めるといった工夫がされていたそうです。

ジャージー生地の用途

トレーナー(スウェット)やパーカー、パンツなどスポーツウェアとしての用途が代表的ですが、ワンピースやバッグ、コートなど様々な用途で使われています。
近年ではビジネスウェアのカジュアル化の進展に伴い、着心地の良いジャージー素材のジャケットやスーツも増えてきています。
 

ジャージーのプリント生地サンプル

Fabrightは、高精細な入力技術と昇華転写印刷技術を使って、高品質なプリント生地を製作します。

ジャージーは表面が厚手で表面の凹凸も比較的大きいため、プリントしにくいイメージがありますが、ポリエステルのジャージーにもプリントできます。

ただ、生地目が目立つため、表面の平滑性の高い生地に比べると、高精細画像の再現性はやや低くなります。また、ジャージー生地を伸ばした際に生地の奥までプリントが乗らないことがございますので、実物サンプルのご確認をおすすめします。

実物のプリント生地をご確認されたい場合は、一部の生地を掲載したサンプル帖をご用意しておりますので、お問い合わせフォームよりご請求ください。

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オレンジ系グラデーション
(ジャージー生地)

ブルー系グラデーション
(ジャージー生地)

バラ
(ジャージー生地)

お客さまの生地や絵柄でサンプル作成することも可能です。(原則ポリエステル100%の生地。事前にプリントテストが必要です)
マス見本も作成いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

Fabrightだからできる色彩表現例

グラデーション

グラデーション

印刷会社ならではの美しいグラデーション。シホン、デシン、ベロアなど様々な生地にプリント可能です。

花を印刷

花を印刷

フラワーアレンジメントをそのままスキャニングし、立体的な画像を取得できます。

ワニ革を印刷

ワニ革を印刷

クロコダイルの皮をスキャニング。エキゾチックレザーの質感を精密に表現します。

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