内照式サインとは

内照式サインとは?

内照式サインとは、照明が内蔵されているサインのことで、光源としては主にLEDを使います。タペストリーや懸垂幕のような屋外用のサインと違い、内側から照らせるため、夜間や暗い場所でも効果的な宣伝や案内が可能です。

日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社が提供するFabrightは内照式サインの中でも一般的にテンションファブリックと呼ばれるファブリック(布)を用いた内照式サインを提供しています。

NISSHAの内照式サインの魅力

卓越した色再現性:昇華転写印刷技術による色彩の美しさ

当社は、書籍やカタログなど紙の印刷物を主力に事業を行ってきた印刷会社です。美術展のカタログや高級ブランドの製品カタログ等、色調にこだわりを持つお客さまとのお仕事を続けてきました。

近年では、紙の印刷で培ってきた色調管理技術や写真撮影、スキャニングの技術を、生地への昇華転写印刷に展開し、高品質なプリント生地を製作しております。

視認性の向上:映り込みを抑えたファブリックの採用

内照式サインは、乳白色のフィルム(コルトン)で作るものと布(ファブリック)で作るものに分けることができます。

ファブリック(布)で作る内照式サインは外側からの映り込みが無く、どの角度から見ても視認性が高いことが特徴です。明るく目立つ看板となるので、高い集客効果を期待できるでしょう。

施工の簡便さ:専門業者不要の簡単交換システム

ファブリック製の内照式サインは、ビジュアル差し換えの施工が簡単なことが大きな特徴です。

フレームへのビジュアルの取り付けは溝へ差し込むだけなので、専用の器具や職人は不要です。そのため、大きなサイズのビジュアルでも、どなたでも簡単に取り付けることができます。また、ビジュアルは布製なので折りたたんで納品することが可能なので、施工費だけではなく輸送コストの大幅な削減も可能です。

類似商品との比較

紙媒体や金属サインとの違い

紙媒体や金属サインといった大きなサイズを扱う場合は施工時のシワや折れ、輸送コスト等様々な問題が出てきます。

ビジュアルの差替えを頻繁に行う際には、特に注意が必要になります。ファブリック製の内照式サインは施工時にテンションをかけるのでシワや折れとは無縁です。ビジュアルはフレームに差し込むだけなので、大きなサイズのビジュアルでも、どなたでも簡単に取り付けることができます。

デジタルサイネージに対する優位性

デジタルサイネージは、見る人への情報量が多い広告媒体で、顧客が滞留するエリアには有効な媒体と言えますが、コンテンツの作成にはコストや時間がかかり、サイネージの維持費も高くなる傾向にあります。

内照式サインは一目で顧客を引き付ける力があるので、顧客の流れが多いエリアには特に向いている媒体です。ビジュアルの差し替えも容易かつ安価に行えるので、頻繁に内容を変更するには特におすすめです。

NISSHAの内照式サインの作り方類似商品との比較

デザインに合わせたカラーマネジメント

綺麗なファブリックサインを作るためには、どのような環境でどのような使い方をするのか、事前に印刷業者とイメージを共有することが大事です。弊社では印刷技術やデータに関する事等、紙の印刷で培った色調管理技術を有したスタッフがサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。

昇華転写印刷

昇華転写印刷とは、専用の「昇華転写インク」でプリントされた転写紙とポリエステル生地を重ね、熱と圧力を加えて染色する方法です。熱を加えると、インクが気化するとともにポリエステルの分子の結合がゆるみ、この隙間に昇華転写インクが定着されることで生地に色が定着します。

昇華転写プリントのメリットのひとつはその鮮やかな発色です。階調表現に優れ、写真やグラデーションのプリントに向きます。また、データを調整することで細かい色調調整が可能となり、デザイナーのイメージに合わせてプリントの発色をコントロールすることができます。

フレームへの入れ込み

昇華転写プリントで作成したビジュアルは、LED内照式フレームと組み合わせることでその真価を発揮します。

弊社ではお客さまが使用される環境に応じて6500K(昼光色) 5000K(昼白色) 3500K(温白色)の3種の色温度から選択いただけます。

選択にご相談が必要な場合は、お気軽にお問い合わせください。

NISSHAが選ばれる理由
店舗運営者からの高評価とユーザーの声

  • 今まではビジュアルを差し替えるたびに施工業者に頼っていたが、店員だけで差し替えられるようになった。
  • 差し替え用のファブリックは畳んで輸送・保管が可能なので、大きいビジュアルでも輸送・管理コストが大幅に削減できた。
  • 照明の映り込みがないので、お客さまにどの角度からでもきれいに見ていただけるようになった。
  • 高級ラインの世界観に合っている。
  • グラデーション・コントラストが美しい。
  • カラーコルトンでは、店員やカウンター中が映り込んでしまうのが問題。
  • コルトンや紙だと取り扱いが困難。シワや折れに十分注意しないといけない。

導入の流れ

注文方法について

設置場所やサイズ等、お客さまのお作りになりたいものについて打ち合わせをさせていただきます。
大まかな方向性の決定とお見積提示の後、校正(色味の確認など)を経て、量産となります。
印刷技術やデータに関するご相談やフレームのご提案など、まずはお気軽にご相談ください。

サービス一覧

Fabrightの製造

Fabrightの製造

Fabrightでは、生地にプリントを行うだけでなく、その後の裁断工程までを一貫して行うことができます。

生地への直接印刷

生地への直接印刷

ポリエステル向けの昇華転写方式の他、合成皮革などにも印刷できる水性顔料インクジェット機も保有。様々な素材へのプリントが可能です。

裁断サービス

裁断サービス

通常、プリントした生地は反物の状態で次工程に回されますが、Fabrightでは高精度のレーザーカッターを使用した断裁まで行うことができます。

高精細スキャンサービス

高精細スキャンサービス

立体的な素材や細かなテクスチャーの素材を、実物そっくりにスキャナで撮影できます。

高精細デジタル撮影サービス

高精細デジタル撮影サービス

文化財撮影にも使われる、最大35億画素のデジタルカメラで、高精細な画像を取得します。

ご注文の流れ

ご注文の流れ

印刷技術やデータに関するご相談や生地のご提案など、サンプル作成から量産までサポートいたします。まずはご相談ください。