イベントや展示会での目立つサインの制作について

イベント・展示会でサインが果たす重要な役割

イベントや展示会において、サインは来場者の誘導、情報伝達、ブランドイメージの構築に不可欠な役割を果たします。

空間の案内や注意喚起だけでなく、視覚的な魅力で参加者の関心を引き、企業や製品の印象を左右する重要なコミュニケーションツールとなり、効果的なサインデザインは来場者の体験を円滑にし、メッセージを明確に伝え、空間の雰囲気を演出する力を持っています。

サインは展示会での集客に不可欠な視覚的マーケティング戦略にも使用されます。印象的なデザイン、明確な情報、魅力的な色彩や配置により、来場者の注目を集めブースへの興味を喚起するとともに、遠くからでも企業や製品の特徴を伝えることで、潜在的な顧客を引き付ける力を持っています。

サイン・パネルを作る前に知っておくべきこと

サイン・パネル制作において、目的とターゲットの明確化は重要な第一ステップです。誰に何を伝えたいのかを分析することが成功の鍵となります。ターゲットの年齢、興味、知識レベル、そして期待される行動を事前に把握し、そこから導き出される明確なコミュニケーション目的に基づいてデザインを設計することが重要です。単なる情報提供ではなく、ターゲットの心に響く、インパクトのあるメッセージ表現が求められます。

サイン・パネルのサイズ選定は、設置場所の空間、視認距離、情報量を考慮して決定します。展示スペースの広さ、来場者の動線、掲載する情報量を事前に把握し、最適な大きさを見極めることが重要で、遠くからでも読めるサイズと、近くで詳細を確認できるバランスが求められます。

イベント用内照式サインの特徴と活用法

光による視覚的効果

内照式サインは、光を活用して視覚的な注目度を高める効果的な演出ツールです。暗い環境でも鮮明に情報を伝達し、背景から際立つ発光により、来場者の視線を確実に集めます。

LEDの光源技術により、色彩豊かで鮮やかな演出が可能で、美しいビジュアルやメッセージを印象的に訴求することができます。イベント空間の雰囲気を演出しながら、情報伝達の効果を最大化するビジュアルコミュニケーション手法としても注目されています。

ファブリック素材の優位性

イベント用内照式サインにおけるファブリック素材の優位性は、視覚的・実用的な特長に集約されます。光の拡散性に優れ、均一で柔らかな発光を実現できるため、鮮明かつ目に優しい表現が可能です。軽量で取り扱いが容易く、輸送や設置の際の負担を大幅に軽減できる点も大きな利点となります。耐久性と柔軟性を兼ね備えているため、長期間の使用や繰り返しの使用にも耐える優れた素材といえます。

運用面でのメリット

イベント用内照式サインのファブリック素材の最大の魅力は、簡単に取り替えられることで瞬時に雰囲気を変えられる点です。同じフレームを使用しながら、異なるデザインや色調に切り替えることで、イベントのテーマや企業の最新メッセージに合わせて即座に演出を更新できます。この柔軟性により、コストを抑えながら視覚的な新鮮さを維持し、来場者に常に変化と驚きを提供できる革新的な演出が可能となります。

NISSHAの内照式サインの作り方類似商品との比較

デザインに合わせたカラーマネジメント

綺麗なファブリックサインを作るためには、どのような環境でどのような使い方をするのか、事前に印刷業者とイメージを共有することが大事です。弊社では印刷技術やデータに関する事等、紙の印刷で培った色調管理技術を有したスタッフがサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。

昇華転写印刷

昇華転写印刷とは、専用の「昇華転写インク」でプリントされた転写紙とポリエステル生地を重ね、熱と圧力を加えて染色する方法です。熱を加えると、インクが気化するとともにポリエステルの分子の結合がゆるみ、この隙間に昇華転写インクが定着されることで生地に色が定着します。

昇華転写プリントのメリットのひとつはその鮮やかな発色です。階調表現に優れ、写真やグラデーションのプリントに向きます。また、データを調整することで細かい色調調整が可能となり、デザイナーのイメージに合わせてプリントの発色をコントロールすることができます。

フレームへの入れ込み

昇華転写プリントで作成したビジュアルは、LED内照式フレームと組み合わせることでその真価を発揮します。

弊社ではお客さまが使用される環境に応じて6500K(昼光色) 5000K(昼白色) 3500K(温白色)の3種の色温度から選択いただけます。

選択にご相談が必要な場合は、お気軽にお問い合わせください。

NISSHAが選ばれる理由
店舗運営者からの高評価とユーザーの声

  • 今まではビジュアルを差し替えるたびに施工業者に頼っていたが、店員だけで差し替えられるようになった。
  • 差し替え用のファブリックは畳んで輸送・保管が可能なので、大きいビジュアルでも輸送・管理コストが大幅に削減できた。
  • 照明の映り込みがないので、お客さまにどの角度からでもきれいに見ていただけるようになった。
  • 高級ラインの世界観に合っている。
  • グラデーション・コントラストが美しい。
  • カラーコルトンでは、店員やカウンター中が映り込んでしまうのが問題。
  • コルトンや紙だと取り扱いが困難。シワや折れに十分注意しないといけない。

導入の流れ

注文方法について

設置場所やサイズ等、お客さまのお作りになりたいものについて打ち合わせをさせていただきます。
大まかな方向性の決定とお見積提示の後、校正(色味の確認など)を経て、量産となります。
印刷技術やデータに関するご相談やフレームのご提案など、まずはお気軽にご相談ください。

サービス一覧

Fabrightの製造

Fabrightの製造

Fabrightでは、生地にプリントを行うだけでなく、その後の裁断工程までを一貫して行うことができます。

生地への直接印刷

生地への直接印刷

ポリエステル向けの昇華転写方式の他、合成皮革などにも印刷できる水性顔料インクジェット機も保有。様々な素材へのプリントが可能です。

裁断サービス

裁断サービス

通常、プリントした生地は反物の状態で次工程に回されますが、Fabrightでは高精度のレーザーカッターを使用した断裁まで行うことができます。

高精細スキャンサービス

高精細スキャンサービス

立体的な素材や細かなテクスチャーの素材を、実物そっくりにスキャナで撮影できます。

高精細デジタル撮影サービス

高精細デジタル撮影サービス

文化財撮影にも使われる、最大35億画素のデジタルカメラで、高精細な画像を取得します。

ご注文の流れ

ご注文の流れ

印刷技術やデータに関するご相談や生地のご提案など、サンプル作成から量産までサポートいたします。まずはご相談ください。