製造工程
Fabright(ファブライト)とは?
FabrightはNISSHAの印刷技術を駆使した圧倒的なプリントクオリティを持つ昇華転写生地です。NISSHAは印刷技術に強みを持つ企業で、これまで高級美術印刷なども手掛けてきました。
その印刷技術をベースに、細部への配慮を持ったカラーマネジメント技術を駆使し、お客さまの望む「理想の色」を最高のプリントクオリティで表現する昇華転写生地としてFabrightを開発しました。
Fabrightは様々な用途で、質の高いテキスタイル製品として展開されています。
※FabrightはNISSHA株式会社の登録商標です。
Fabrightを生み出すNISSHAの印刷技術
高いカラーマネジメント技術
昇華転写はカラーマネジメントが特に難しいとされる印刷技術の一つです。
弊社は高級美術印刷物で培ったカラーマネジメント技術を駆使し、生地の発色特性や最終的な出力物を考慮しながら、お客さまの「理想の色」を精確に追求します。
測色機を使用して色調データの修正を行い、色ブレのない安定した品質の昇華転写印刷を実現いたします。
印刷機の細かなコントロール
印刷用のデータを完成させるだけでは不十分で、そのカラーデータをきちんと印刷する技術が必要になります。
印刷機はオートで出力することもできますが、カラーにこだわる場合はマニュアルでの細かな設定が必要になります。
NISSHAはその印刷機の設定技術にもこだわりを持ち、お客さまの求める色を実現できるよう努力しています。
通常の印刷とFabrightの違い
通常
- 入稿する画像データがそのまま印刷されるため、色調が合わない場合がある
- 色調が合わない場合はプリンタ(出力)でのみ調整、もしくは調整不可
- 試作と量産で色調が異なる場合がある
Fabrightの場合
- 入稿する画像データを、生地ごとに異なる発色特性など、最終的な出力物をイメージしながら、印刷データへと調整
- 入稿データ(入力)からプリンタ(出力)までトータルで色調調整
- 紙での出力や現物をターゲットとした色調調整も可能
- 試作と量産での色調の差異を最小化
●通常の生産
入稿する画像データがそのまま印刷されるため、色調が合わない場合があります。その場合、色調補正をデザイナーが行わざるを得ないため、それがデザイナーの業務負担になることもあります。
●当社の生産
画像データを加工修正する製版技術、工程間を管理するカラーマネジメント技術、色域を最大に引き出す印刷オペレーション技術により、製品に付加価値を提供します。