For Mobility

サードプレイスとしての
モビリティ

完全自動運転化されたモビリティが
自宅・職場に次ぐ第三の空間となったとき、
人はモビリティの内装に対して、
居住空間としてのより豊かな演出を
望むようになるでしょう。

自動運転技術の進化により、
運転から解放された搭乗者は
クルマの中でいかに快適に過ごすかに関心が向かう

2030年には6Gの高速通信が始まり、自動運転技術Lv3が普及すると言われています。
ドライバーはハンドルから手を放し、本を読んだり、映画を見るなど自由な行動がとれるようになるでしょう。窓に映る景色をゆっくり楽しむ余裕も生まれることでしょう。そこにはモビリティ空間の中における新しい過ごし方があり、心身共にリラックスできる空間作りが重要になると考えられます。

mutech décorによるシームレスな
内装の実現

これからのモビリティ内装に求められるリラックスできる豊かな空間を実現するためには、安全・快適であるための「物理的なシームレス」と、全ての人に親しみ易い乗り物であるための「心理的なシームレス」の両方が必要となります。
HiddenDisplay™/HiddenIcon™は、表示機能やスイッチのインビジブル化によってそのニーズ(より安心安全、より便利で快適な空間づくり)にこたえていきます。

肥大する情報UIからの解放

CASEの進化によってクルマは多機能で便利な乗り物になりましたが、モビリティを居住空間として捉えると、数多く並んだスイッチや、黒く大きなモニターに大量の情報が表示されることが快適さを大きく阻害していると言えます。
この先モビリティが進化していく中で、人々はやがて快適な空間の本当の価値に気付き、よりシームレスな機能表示を好むようになると考えられます。

未来のモビリティはより居住性の高い
快適でリラックスできる空間へ

NISSHAは、技術の進化によって得られる利便性とエンターテイメント性を高めることがこれからのモビリティの競争優位であると捉えています。このトレンドは今後、より一層ユーザーの体験価値を中心とする考え方へ変遷し、快適性を軸とした空間づくりが重要になることを示していると考えられます。

mutech décorの
モビリティにおける提供価値

“mutech”な空間を作り出す
Hidden(隠す)という選択肢

上質な意匠性と高い透過性を備えた“HiddenDisplay™/HiddenIcon™”という製品は、LCD(液晶ディスプレイ)やLEDの色彩を損なうことなく透過し、情報を表示することができます。一方で表示の必要がない場合は、それを「隠す」ことでノイズのない落ち着いた空間を作り出すことに貢献します。

HiddenDisplay™を実装した UI/UXプロトタイプ

空間と調和する最適なCMFをHiddenDisplay™に落とし込み、タッチセンサーを組み合わせた操作パネルの試作モデルをご紹介します。LCDによる透過表示は表面意匠の色に左右されない鮮やかな発色を実現しています。

質感と融合するタッチスイッチ

これまでのコックピットは、ダッシュボードの意匠エリアと機能エリアでパーツが分離しており、メーカーの中でもそれぞれ異なる部門が設計を行っていましたが、すっきりとしたHMI(ヒューマンマシンインターフェース)と心地良い空間の両立を求められるようになり、それを実現するものが必要とされるようになりました。

NISSHAでは、独自の印刷技術により意匠パーツに隠されたインターフェースを高解像度で表示させることが可能で、CMFデザインによって「美しく心地よい体験価値」を提供します。

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