COVID-19の感染拡大を受け、人々の生活におけるモビリティに対する価値観にも変化が見られるようになった。
モビリティは所有する贅沢品から、より身近な道具としての安全性・利便性が改めて見直され、快適なプライベート空間を確保したり、モノの移動を助けるなど、人の移動手段としての役割以外の目的での使用価値も高まってきている。
WOOD14では大きく変化した人々のライフスタイル、環境への意識などからテーマを導き出し、身近でパーソナルな空間を彩る方向性を提案する。

テクノロジーの進化に伴ってモビリティに求められる役割が大きく変わろうとしている。パンデミックの影響により人々の活動が制限される中で、モビリティのサードプレイスとしての価値が再定義されるなど、新たな体験価値が求められつつある。多様化する価値観に応えていくために「美意識・心地よさ・素の魅力・先進性」を込めたデザインを揃えた。