複雑な形状も再現
成形金型を用いて合成樹脂などの材料を加熱して溶かした流動性のある材料に形状を付与し、固体化して取り出す加工技術になります。
一般成形と呼ばれている中の代表的な工法として射出成形があります。
NISSHAは、一般成形に加え、成形と同時に加飾するIMD・IMLを得意としています。
IMD・IMLは射出成形時に金型内に絵柄や機能を付加したフィルムを挟んで成形することで、
3D形状の成形品の表面に豊かな意匠の表現が可能です。
その他にもIMD・IML以外のインサート成形、2色成形、Pulp-Injection成形、サステナブル資材の成形も可能です。
国内の主力成形拠点は、京都の亀岡工場になります。
型締力 | 100~650t |
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成形機保有台数 | 12台 |
生産能力 | 試作から小ロット、大量生産まで対応可能 詳細についてはご相談ください |
溶解した原材料(プラスチック樹脂)を金型に射出注入し、冷却・固体化させた後に取り出します。成形速度が速く、複雑な形状の製品の大量生産が可能です。
箔送り装置がIMD成形機に取り付けられており、IMDフィルムが金型の稼働側の所定位置まで供給されます。
金型内外部に設置されている光学センサーにより、金型とフィルムの高度な位置合わせが可能です。
フィルムを吸着後、印刷されたインクが射出成形の熱と圧力によりプラスチックに転写されます。
意匠(デザイン)が印刷されたフィルム(IMD箔)を箔送り装置によって定位置まで移動させます
フィルム(IMD箔)定位置で固定後、吸引します
金型に挟み込み、そこへ樹脂を流し込みます
射出成形の熱と圧力により成形と同時に意匠を転写します
転写された成形品をフィルムから離します
転写後のフィルムは巻き取り装置にて巻き取られ次の意匠が再び定位置に運ばれます
NISSHAでは一般成形、IMD成形・IML成形などを手がけており、成形品への穴あけやスライス加工などのCNC加工も対応しています。
以下の製品の成形品orパーツを生産しています。
フィルム提供を中心に、お客さまのサプライチェーンや生産体制に合わせて提供することが可能です。
フィルムの提供 | 加飾の提供 | フィルム+ 加飾の提供 |
フィルム~ 成形品の提供 |
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フィルム | NISSHA | お客さま | NISSHA | NISSHA |
加飾 | お客さま | NISSHA | ||
成形品 | お客さま | お客さま |
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