環境に溶け込むデザイン:光透過技術で進化するEV充電器の加飾部品
EVの普及により戸建住宅、マンションにおけるEV充電器の設置が増えてきています。
また、近年住宅エクステリア市場では建屋と外構の統一感が重要視されています。カーポートも同様に、建築物の一部として住宅外観と調和しやすい石目調、金属調、またはナチュラルな木目調を用いることで、シームレスでありながら洗練されたデザインが求められ始めてます。
これにより、カーポートに設置する電気自動車(EV)の充電インフラにも住宅外観に合わせてコーディネートができる製品デザインの重要性が高まると考えられます。
NISSHAは独自の加飾技術や成形技術で、新しいニーズに貢献していきます。
住宅エクステリアと調和するシームレスな外観
EV充電器のデザインと、設置場所であるカーポートの壁面や柱、機能門柱のデザインが調和することで、より美しく洗練された住宅外観を可能にします。
NISSHAはグラビア印刷による多彩な意匠表現で、木目や石目調などの天然素材や金属素材などの質感をリアルに再現できるよう追求してきました。
この多彩な意匠表現を実現する技術・IMDは樹脂成形時にインクが同時転写される技術で、そのインクの膜厚が薄いため、金型に細密なシボを入れることで樹脂表面に繊細でデコラティブな凹凸を与え、より本物に近い質感を再現することができます。
NISSHAでは社内にCMFデザインチームを形成し、お客さまのご要望に応じて多様なデザイン提案が可能です。
デザインと共存する確かな機能
EV充電器は屋外に設置されることが一般的なため、対候性が求められます。IMDでは表面に付着する汚れを拭き取り易く、傷がつきにくいハードコート層を成形と同時に付与することが出来るため、汚れや劣化など天然素材特有の問題を回避できます。
そして昼夜を問わず電光表示画面の高い視認性が求められます。NISSHAの光透過技術では、動作時にのみ、アイコンやディスプレイが浮かび上がり、鮮明な表示が現れます。一方で非点灯時は、そこにディスプレイやアイコンがあることがわからないほどシームレスに意匠に溶け込ませます。
NISSHAは、これまで光透過技術や「mutech(*1 ミューテック)」をコンセプトに、自動車市場や家電市場に加飾価値を世界中に提供してきました。それぞれの市場で培った高い技術力で、住宅外観に馴染むデザインでありながら、より機能的に洗練された製品を提供しています。
これからのEV充電器に最適なデザイン表現をご提案します
EV充電器に求められる品質、耐候性、そして住宅外観と心地よく調和するデザインを両立させたご提案が可能です。
ご要望に合わせた意匠表現、高品質なサーフェスの質感提案にご興味がありましたら、ぜひお問い合わせフォームよりご相談ください。
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