- 熱に弱い、水溶性、打錠耐圧が弱いなど
- 幅広い成分の高濃度処方が可能
- 形状、厚みなど
- 剤形の自由度が高い
- 独自製法が実現する
- 優れた崩壊性と苦味マスキング
独自製法により幅広い成分に対応
不安定な成分を処方できる口腔内崩壊フィルム剤(OTF)
溶媒量を極力抑え、さらに成分に与える熱量を最小化したNISSHAの製造プロセスは、つぎのような不安定な成分の処方を可能にしました。
- 熱に弱い成分
- 医薬品成分の中には、60~100℃程度の乾燥工程で分解や酸化してしまう熱に弱いものも有ります。
NISSHAのOTF製造プロセスの乾燥温度は30~40℃です。そのため、熱に弱い成分でも処方することが可能です。 - 難水溶性の成分
- 従来のフィルム製剤の製法は、成分を溶かした溶媒をフィルム上にコーティングした後、乾燥固化する方法が一般的でした。この方法の場合、溶媒に溶けにくい難水溶性の成分を扱うのは困難でした。
NISSHAの製造プロセスでは、溶媒をあまり含まない粘土状の賦形剤に成分を配合します。そのため、難水溶性の成分も多量に配合することが可能です。 - 打錠耐圧性の弱い成分
- フィルム製剤の製造過程には錠剤のように高圧力を与えるプロセスが有りません。高圧により組成が破壊されてしまうような成分にも適しています。
高濃度の処方が可能
NISSHAの口腔内崩壊フィルム剤(OTF)は、成分を配合した賦形剤を成形して製造されます。
この製造方法は、従来のコーティング式工法よりも高濃度の成分を処方することができます。
-
混錬 -
成形 -
スライス包装
NISSHAは口腔内崩壊フィルム剤(OTF)のOEMメーカーです
試作から量産まで一貫したサポート体制で医薬品開発をお手伝いします
当社OTFの特長
- 優れた崩壊性
- 独自製法により製造されたOTFは、口中ですばやく溶け、服用する方の負担を軽減します。
- フィルム化が困難な成分を高濃度で配合
- 熱に弱い、溶媒に溶けづらい、打錠時の圧力に耐えられない成分もフィルム化が可能です。
- 形状の自由度
- お客様のご要望により、さまざまな形状のOTFを製造します。
- 苦味のマスキング
- 原薬由来の苦みや収れん性を抑え、水なしでも不快感が少ない処方を提案します。

