乾燥による目元のシワやくすみ、ハリ不足に悩んでいませんか? 目元は乾燥しやすく年齢が出やすい部分。エイジングサインに気づいたら、なるべく早めにケアを始めたいもの。目元に効果的な保湿ケアができるアイテムとして、おすすめしたいマイクロニードル。 この記事ではマイクロニードルの基本的な使い方や、より効果を引き出すポイントについてご紹介します。「どんな人におすすめなの?」「痛くないの?」など、マイクロニードルに疑問や不安がある方はぜひチェックしてみてください。
マイクロニードルの使い方
マイクロニードルとはヒアルロン酸を始めとする美容成分をごく細い針状に成形し、パッチ状に加工したスキンケアアイテムです。肌に貼ると針状の保湿成分が刺さり、溶け出して角層に浸透していきます。一番の特徴は、角層に直接保湿成分を届けられるため、皮膚に塗る化粧品と比べて高い効果が期待できること。使い方は「貼るだけ」なので簡単です。
〈使用方法〉
①洗顔後、いつもの化粧水で肌を整える
マイクロニードルは就寝前に貼るのが基本です。洗顔後、化粧水をたっぷりつけて肌に水分を十分含ませましょう。
②パッチを取り出し、ニードル部分に触れないように保護プレートをはがす
乾いた手でパッチを取り出し、保護用のプレート(またはフィルム)をゆっくりとはがします。シート(粘着部)からニードルをはがしてしまわないようにご注意ください。
③空気が入らないように肌に密着させる
目の際(まつげの生え際)から3㎜以上離した位置に合わせて、空気が入らないよう肌に密着させます。ニードルが肌を押すため、人によってはチクチクとした刺激を感じることがありますが、数分で治まるのでご安心ください。
④シートの上からやさしく押さえる
指の腹を使い、肌に対して垂直方向にやさしく押さえます。その後シートを貼った部分を避けて、乳液やクリーム、美容液といった普段通りの保湿ケアを行ってください。
⑤シートを貼ったまま就寝
翌朝を楽しみに、シートを貼付したまま就寝しましょう。寝ている間に美容成分でできたニードルが溶け出し、時間をかけて角層のすみずみまで浸透していきます。
⑥翌朝シートをはがして洗顔
起床後、シートをゆっくりとはがしてください。なお、肌の上にニードルの土台部分が溶け残ることがあります。ニードルの土台部分も美容成分でできているため、水やぬるま湯で洗い流すか、手でやさしく肌に塗り込んでください。
使用時のポイント
油分の多い化粧品を塗るとパッチが密着しにくくなります。乳液やクリーム、美容液などはパッチを貼ったあとに使ってください。また、パッチを貼り直すと粘着シートの粘性が低下するので、一度で貼るのが肝心です。鏡で確認しながら貼ることをおすすめします。
パッチを肌に密着させたあとは、目尻から目頭に向かってそっと押さえてなじませましょう。強く押す必要はありません。
マイクロニードルの効果を引き出すには?
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普段のお手入れにプラスするスペシャルケアだからこそ、できる限り効果を実感したいもの。ここではマイクロニードルの効果を引き出すための注意点をご紹介します。
化粧水で保湿したあとに貼る
年齢を重ねるとともに、部分的な悩みが増えるものです。目尻や口元の乾燥による小ジワ、うるおい不足によるハリ・弾力のない頬、目元のくすみなどのエイジングサインが出る前に、スキンケア習慣を見直してみませんか。いつものお手入れでは、肌が乾燥すると感じたら、うるおいを保つ力が不足しているかもしれません。年齢に応じたスキンケアでうるおいをキープできる肌を目指すことは、美肌維持への第一歩です。
マイクロニードルのヒアルロン酸は塗るスキンケアと何が違う?
ヒアルロン酸といえば化粧水や美容液などにもよく配合されている、代表的な保湿成分です。そのため「塗るスキンケアだけではダメなの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実はスキンケアコスメに含まれるヒアルロン酸は「高分子ヒアルロン酸」と「低分子ヒアルロン酸」に大別できます。高分子ヒアルロン酸は自然界にもともと存在する成分。高い保水力を持っていますが、分子量が大きいため、肌に塗るだけではほとんど角層に浸透しません。どんなに保水力が高くても、角層に浸透しなければ意味がありませんよね。そこで一般的な塗る化粧品には、高分子ヒアルロン酸に比べて粒子が小さな低分子ヒアルロン酸が使われます。
しかしマイクロニードルなら角層内に成分を直接届けられるため、塗るタイプのスキンケアに比べて高分子のヒアルロン酸を配合することが可能です。角層の持つ大切な役割は、うるおいを保ち、肌を乾燥から守ること。マイクロニードルは保湿成分を角層のすみずみまで浸透させ、うるおいとハリのある肌に導きます。
成分や特徴をチェックして選ぶ
マイクロニードルには多くの商品がありますが、針の形状や配合成分などはそれぞれ違います。購入前には商品の特徴をよく確認し、自分に合うものを選ぶと良いでしょう。また1シートあたりの針の本数もチェックしたいポイント。
NISSHA製のマイクロニードルは独自形状で、角層を突き破りにくいカタチにこだわりました。円錐台形のニードルは角層をやさしく広げて押し入れるため、鋭い痛みを感じる心配はありません。ニードルは1シートあたり1,800本の高密度設計。先端がとがっていないため折れにくく、角層まで確実に保湿成分を届けます。
マイクロニードルはこんな方におすすめ
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目元の乾燥が気になる方
マイクロニードルは、目の下や目尻の乾燥が気になっている方にぴったりのアイテムです。目の周りは皮膚が薄い上に皮脂の分泌が少なく、乾燥しやすいのが特徴。乾燥した状態が続くと肌のキメは粗くなります。さらにうるおい不足により角層が厚くなると、肌は表面のしなやかさを失うため、ちりめん状の細かいシワが表れることがあるのです。マイクロニードルなら保水力の高いヒアルロン酸を角層に直接注入できるため、うるおってふっくらとした肌に導きます。
目元のハリ・ツヤ不足に悩んでいる方
目の下の肌にハリやツヤがなく、くすんだ印象になっている方にもマイクロニードルがおすすめです。乾燥によりキメが乱れた肌は、表面に凸凹ができるためくすんで見えがち。普段のケアにマイクロニードルをプラスすれば、角層の深い部分にまで効果的に保湿成分を届けられます。
面倒なお手入れは苦手な方
マイクロニードルは、化粧水で水分を与えた肌に貼るだけの簡単スキンケアです。寝る前に貼っておけば、一晩かけてニードルが角層のすみずみまで浸透していきます。忙しくてスキンケアに時間をかけられない方、面倒なお手入れが苦手な方でも無理なく続けられるでしょう。週1回、貼って眠るだけのお手軽ケアで、うるおいとハリのあるつややかな目元を目指せます。