GREEN MATERIAL 2025に出展しました

GREEN MATERIAL 2025に出展しました

2025年1月29日から31日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「GREEN MATERIAL 2025」に出展しました。
「GREEN MATERIAL」は、バイオプラスチックや木質材料など環境に配慮した素材から、資源循環プラットフォームやリサイクル装置まで、幅広いエコソリューションが集結する展示会です。本会期中の来場登録者数は42,089人(3日間合計、運営事務局の速報値)でした。
当社はクリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)事務局*が主催する共同出展ブース「CLOMAパビリオン」に出展しました。紙を主原料とするPulp Series(パルプシリーズ)の5つの工法と、バイオマス材を活用したBiocomposite Series(バイオコンポジットシリーズ)のSulapac®、そして新たにラインアップに加わった、生産プロセスにおいて水を使用しない独自工法のパルプ成形品を展示いたしました。

*CLOMAは、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取り組み推進を目的としたアライアンスです。
CLOMA web ページ

当社ブースは500名のお客さまにお越しいただきました。同時開催された「nano tech」や「CONVERTECH」からの来場者も多く、製品製造ラインに携わる技術者や商品流通を俯瞰する専門家など、幅広い業界・職種のお客さまが当社ブースに訪れ、3日間を通して大変盛況でした。
会期中はご多忙にもかかわらず当社ブースにお越しいただきありがとうございました。

出展製品のご紹介

ecosense moldingでは、さまざまな業界・製品向けのサステナブルパッケージを、多種多様な工法で提供しております。出展製品のなかで、特にご興味をもたれるお客さまが多かった工法をご紹介します。

薄さと硬さを両立するパルプ射出成形品「Pulp-Injection(パルプインジェクション)」

プラスチックのような自由な形状再現が可能な、パルプ射出成形品です。一般的なパルプモールドよりも成形性が高いため、いままではできなかった立体形状、リブ・フランジなどの成形が可能です。

Pulp-Injection(パルプインジェクション)

天然素材であるパルプとでんぷんを主原料としているため、石油由来の資源の使用量の削減に繋がります。使用後は紙としてのリサイクル、または焼却や堆肥化を通じて資源を循環させることができます。
バイオマスマーク認定商品(90%)であり、お客さまにも環境対応をわかりやすく伝えることができます。

  • 環境対応性:バイオマスマーク認定商品(90%)、リサイクル性(WMU OCC-E試験で評価)
  • 包装材としての機能性:紙粉レス、帯電防止、薄肉成形(1mm前後)

Pulp-Injection

Pulp-Injection(パルプインジェクション)

薄さと硬さを両立する射出成型品

  • プラスチックと同等の形状再現性
  • 薄肉かつ高強度
  • 寸法と厚みの安定性
Pulp-Injectionについて詳しくはこちら 資料ダウンロードはこちら

軽さと柔らかさを兼ね備えたパルプ発泡成形品「PaperFoam®(ペーパーフォーム)」

成形品内部に気泡が多く含まれているので、低密度で柔らかく緩衝性に優れています。成形性を活かし、製品形状に沿った包装設計により、輸送中の揺れ動きなどを抑制することが可能です。

PaperFoam®(ペーパーフォーム)

  • 環境対応性:バイオマスマーク認定商品(85%)、リサイクル性(UL ECV, 99%)、堆肥化(一般家庭/都市型ごみ処理場)
  • 包装材としての機能性:紙粉レス、帯電防止、緩衝性・衝撃吸収性

Paperfoam®

Paperfoam®(ペーパーフォーム)

軽さと柔らかさを兼ね備えたパルプ発泡成形品

  • 天然素材を主成分とした発泡成形品
  • 衝撃から製品を保護する高いクッション性
  • 複雑な形状の製品や複数の部品をしっかり固定
Paperfoam®について詳しくはこちら 資料ダウンロードはこちら