両面テープ不要! NISSHA IMEで電極一体化

両面テープを使わずに基板を固定!電極フィルムやFPCをインサート成形

NISSHA IMEでは樹脂パーツに対して電極フィルムやFPCなどの機能部品をインサート成形により一体化します。
そのため、これまで固定に使用していた両面テープなどの粘着剤は必要ありません。
これにより、製品構造の簡素化、部品点数の削減、組立工程の削減、信頼性の向上などのメリットが
生まれます。

貼り合わせ工法と比較したNISSHA IMEのメリット

製品の薄型・軽量化を実現

NISSHA IMEでは両面テープなどの粘着剤を使うことなく機能電極を筐体に一体化できます。
そのため、製品の薄型化や軽量化に最適な技術となっています。

凹形状やリブ・ボスのある形状でも電極を一体化

両面テープで電極フィルムやFPCを固定する場合、手作業もしくはローラー貼合方式で貼り合わせをする必要があります。
手作業では、人件費や作業時間など大きなコストがかかります。
ローラー貼合方式では、ローラーと干渉するようなリブやボスなどがある場合や、圧力が均一に掛からない曲面形状には対応できません。
NISSHA IMEはFPCや電極フィルムをインサート成形により一体化するため、曲面やリブ・ボスがある形状でも問題ありません。

信頼性の向上

両面テープなどの粘着剤は、振動、紫外線、温度や湿度などの環境要因によって劣化しやすく、粘着力の低下や気泡の発生、変色(黄変)などの問題が生じることがあります。 
NISSHA IMEでは、樹脂とフィルムを成形時の熱で接着させるため粘着剤を使用する必要がなく、これらの信頼性の問題から解放されます。
また、継ぎ目のないシームレスな形状を実現できるため、防水性・防塵性にも優れます。

貼り合わせの難しい微小スペースにも対応

小型化・薄型化が進む電化製品では、微小なスペースに電極やセンサーを設置する必要性が高まっています。
また、両面テープなどの粘着剤は、貼り合わせる面積が小さくなるほど強度が低下します。
微小スペースへの貼り合わせには手間のかかる手作業が必要で、コストも時間も要します。
NISSHA IMEではそのような微小スペースにもインサート成形で電極やセンサーをしっかり固定することができます。

NISSHA IMEを適用した場合の層構成

NISSHA IMEで電極をインサートした場合の層構成について詳しくご説明します。
電極と基板との電気接続方法には、FPCコネクタもしくは基板上に実装したスプリング端子やピンによる
突き当てを選択できます。

基板との接続方法 : ピン

基板との接続方法 : FPCコネクタ

  • 成形樹脂の裏面に電極をインサートします
  • 基板との接続方法は、FPCコネクタや基板上のスプリング端子やピンから選択できます
  • 最表面に加飾層を同時にインサートすることで、高い意匠性を実現できます
    加飾層の有無は選択できます

NISSHA IMEとローラー貼合方式との比較

ローラー貼合方式 NISSHA IME
曲面対応 2次曲面まで 3次曲面対応
(MAX:R500xR700)
裏面リブ・ボス制約 あり
(貼合ローラーの稼動域による制約)
なし
(自由に配置可)

両面テープなどの粘着剤による様々な問題

振動が加わる環境や、高温高湿・低温などの環境、経年劣化等によって、機能や外観に様々な品質問題が生じます。

気泡の発生

製造時の貼合や使用環境により気泡が発生、センサー・アンテナ特性の変化、ディスプレイ部の外観不良を引き起こす。

剥がれ

経年劣化や振動により粘着面が剥がれることで、電極フィルムの剥がれ、センサー・アンテナ特性の変化、ディスプレイ部の外観不良を引き起こす。

黄変

使用環境や経年劣化により黄色く変化することで、ディスプレイ部の外観不良を引き起こす。

吸湿

粘着剤が吸湿することで、誘電率の変化が起こりセンサー・アンテナ特性の変化を引き起こす。

高温下での動作不良

高温下で粘着剤の劣化や剥がれが起こりセンサー・アンテナ特性の変化を引き起こす。

低温下での動作不良

低温下での誘電率の変化により粘着剤のセンサー・アンテナ特性の変化を引き起こす。

評価技術

NISSHAでは、製品を評価するためのさまざまな設備を保有しています。

家電製品向けに採用されているNISSHA IME製品の信頼性テスト条件の例です。
社内で所有している様々な評価設備を使用して試験を行い、結果を設計にフィードバック、最適な設計をお客さまにご提案します。

<評価項目の例>

高温保存 低温保存 高温高湿保存 熱衝撃 耐光性
+70°C
240Hrs
-40°C
240Hrs
+60°C/93%Rh
240Hrs
-25°C/1Hrs
⇔+60°C/1Hrs
10cyc.
キセノンウェザー
メーター

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