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インターフェックスWeek(東京)に出展しました(2024)
2024/07/12
- サステナブルパッケージ
- デザイン/設計
- バイオコンポジット
- 梱包/緩衝材
- 発泡成形
2024年6月26日~28日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「第26回インターフェックスWeek(東京)」に出展しました。
インターフェックスWeek(東京)は、医薬品、化粧品の研究・製造に関する最新の技術や関連サービスの展示を行う、日本最大の展示会です。
展示会の総来場者数は3日間合計31,977名(運営事務局公表)で、当社ブースには280名以上のお客さまにお越しいただきました。
ブースではecosense moldingのラインアップである、主原料にパルプを用いたPulp Series(パルプシリーズ)と、木粉や竹などのバイオマス複合材を用いたBiocomposite Series(バイオコンポジットシリーズ)を展示しました。
医薬品業界の方からは環境対応に取組み始めたという声が聞かれ、欧州で先行する採用事例サンプルを興味深く見ていただきました。化粧品ブランドの担当者からは、「サステナビリティを掲げるブランドに見合うパッケージングの選択として情報を得られて有益であった」といったお声もいただきました。
また、会期中に開催された化粧品生産フォーラムにおける出展社セミナー「脱プラに貢献する化粧品向けサステナブルパッケージのご紹介」では、当社の工法のうちPaperFoam®とPulp-Injectionについて、用途事例や設計事例を交えてご紹介しました。展示ブースとはホールの異なる遠隔会場での開催でしたが、約50名のお客さまにご聴講いただき、中にはセミナー終了後にブースまでお越しいただいたお客さまもいらっしゃいました。
会期中はご多忙にもかかわらず当社ブース、およびセミナー会場にお越しいただきありがとうございました。
次回は、TOKYO PACK 2024(10月23日(水)~10月25日(金)、 東京ビッグサイト)および高機能素材Week サステナブル マテリアル展(10月29日(火)~10月31日(木)、幕張メッセ)への出展を予定しております。
医薬品・化粧品向けパッケージ用途例のご紹介
ecosense moldingでは、医薬品・化粧品向けのサステナブルパッケージを多種多様な工法で提供しております。
特にお引き合いの多い、パルプ発泡成形品「PaperFoam®」と、自然由来の素材からなる「Sulapac®(スラパック)」の用途例をご紹介します。
<用途例> 医薬品 バイアル瓶用輸送パッケージ (PaperFoam®)
ドイツ有数の技能試験機関であるRfB(Ref. Institute for Bioanalytics)で採用された、バイアル瓶用輸送パッケージです。PaperFoam®の緩衝性と、製品を固定して揺れ動きを抑制する高い保持性により、壊れやすいバイアル瓶を安全に輸送できます。また、PaperFoam®はパルプの成形品でありながらも紙粉が発生しづらいため、品質管理の厳しい医薬品にも最適です。
<用途例> 化粧品 シアバター容器 (Sulapac®)
天然由来のシアバター製品のイメージと調和する、ナチュラルテイストの外観をもつSulapac®︎容器です。ウッドチップの粗いグレードと細かいグレードを組み合わせて使用することで、同一トーンでありながらも特徴をもったデザイン表現となっています。
他にも、医療機器・医薬品、化粧品、コンシューマエレクトロニクス、日用品などの幅広い製品向けのパッケージとして活用されています(ecosense moldingの用途例はこちら)。