カスタムタッチパネルの製造
解決できる課題過酷な環境下での使用、大型ディスプレイへの対応、曲面など多様な形状への対応など、
電子機器の多様化にともない、静電容量方式タッチパネルにもさまざまな機能が求められています。
車載用途のタッチパネルには高信頼性・高耐久性が求められます。NISSHAのタッチパネルは、配線を保護する防錆技術によって高温環境下での長期保管や動作を可能にしています。
また、当社では自動車業界のIATF 16949を認証取得しています。
関連技術: 材料技術
NISSHAではご要望に応じた形態でのタッチパネルの提供が可能です。
これによりお客さまのご希望に合わせた柔軟な対応が可能です。
・センサー
・センサー + FPC
・センサー + FPC + カバーパネル/ガラス ; タッチパネル
・センサー + FPC + カバーパネル/ガラス + LCD ; LCD付きタッチパネル
関連技術: 加工技術
名称 | 製品の納品形態 | イメージ |
---|---|---|
センサー | センサー | ![]() |
センサー +FPC |
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タッチパネル | センサー +FPC +カバーパネル |
![]() |
ディスプレイ付き タッチパネル |
センサー +FPC +カバーパネル +LCD/OLED |
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水滴や手袋による外部からのノイズは誤動作や機能不良を引き起こす原因となります。当社ではこのような状況下でも機能するタッチパネルを提供します。
関連技術: 加工技術
静電容量方式のタッチパネルは指先とセンサー間の静電容量変化を検出して動作します。そのため、水などの液体でパネル表面が濡れると、ノイズが発生し信号を検出できなくなる問題があります。
下の動画では、パネル表面に水滴が付着していても誤入力や誤反応を防ぐことができたテスト結果を紹介します。
手袋はゴムや繊維布などの絶縁体でできています。手袋を装着してタッチパネルに触れると、指とセンサーの間の絶縁体の距離が大きくなるために、入力信号は弱くなってしまいます。
下の動画では、厚さ2mmのゴム手袋や厚さ1.5mmの布製手袋を装着しても入力できたテスト結果を紹介します。
産業用としてだけではなく、医療用や寒冷地でも安心して操作ができます。
・使用例
医療現場での使用:ゴム手袋を装着した状態での医療機器の操作
工場などの産業用:製造現場などでの機器の操作、冷蔵倉庫などでの情報端末の操作
寒冷地の屋外使用:手袋をした状態での情報端末の操作
ガラス製タッチパネルは曲面で使用できないことが難点でした。NISSHAのタッチパネルはフィルム製でフレキシブルであるため、2.5Dの湾曲したディスプレイにも貼合可能です。
関連技術: 加工技術
一般的な静電容量方式タッチパネルでは、X軸電極用、Y軸電極用の2枚の透明電極フィルムでセンサーが形成されています。当社は膜厚100μmという非常に薄いフィルムの両面に透明電極を形成することで、一般的な静電容量方式タッチパネルよりも薄くて軽くすることが可能になりました。
関連技術: 加工技術
タッチパネルの額縁を細くすることで、ディスプレイ表示エリアの最大化に貢献します。
NISSHAはフォトリソグラフィー工法を用いたLine/Space=10/10 μmの微細パターニング技術により、金属配線(Cu)の狭額縁化を実現します。さらに透明電極(ITO)と金属配線(Cu)を1プロセスでパターニングすることで、透明電極(ITO)と金属配線(Cu)を高い位置精度でアライメントでき、より狭額縁化が可能です。
関連技術: 材料技術、加工技術
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