カスタムタッチパネルの製造
タッチパネル技術当社は多様な技術を駆使し、お客さまの要望に応じたタッチセンサーを提供しています。
当社は透明電極のベースフィルムにCOP(シクロオレフィンポリマー)樹脂を採用しています。
COPは透明性が高く視認性が優れた材料です。また光学等方性の材料のため虹見えのような現象現象を防止することができます。
一般的な静電容量方式タッチパネルは、2枚の透明電極フィルム(ITOフィルム)で構成されています。それに対して当社は、両面に透明電極が形成された1枚の「DITOフィルム」を用いることでタッチパネルを軽量薄型化しています。
当社のタッチパネルは、高温高湿環境にも耐えられる防錆層で配線をカバーしています。この防錆層は、タッチパネルに最適な光学設計が施されており、高い信頼性とクリアな表示を実現します。
通常のタッチパネルは片面に透明電極(ITO)と金属配線(Cu)をそれぞれパターニングした2枚のフィルム導電膜を貼合した構造となっていますが、
当社のタッチパネルは1枚のフィルムの両面に透明電極(ITO)と金属配線(Cu)を積層した後、1プロセスでパターニングを行うため、透明電極と配線 及び表裏のパターンを高い位置精度でパターンを形成することができます。
高い位置精度により、水に濡れた手や手袋でも入力できるようICの機能性能を最大限に引きだし、また加工でのアライメント位置精度向上により狭額縁化が可能になります。
当社はセンサーに対して以下のような加工が可能です。
お客さまのご希望に合わせ柔軟に対応します。
・FPCの圧着
・偏光板やガラスパネル、プラスチックパネルへの貼合 (2.5D形状も可能)
・LCDディスプレイへのダイレクトボンディング
偏光板をセンサー上部に配置することで、タッチセンサーとディスプレイ間に生じる光の反射を抑制することができます。
これによってディスプレイ点灯時の漆黒感のある低反射が実現され、よりクリアで鮮明なディスプレイ表示が可能となります。
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