ユーザーインターフェースに新しい提案

指先1点で”押す” ”ねじる” ”ずらす”
フィルム型3軸力覚センサーが可能にする多彩なコントロール

ジョイスティックやマウスでは実現できない

Nisshaのフィルム型3軸力覚センサーは、ユーザーインターフェース(UI)の開発現場に新しいアイデアを提供します。

もっと直感的で、もっと自由なインターフェースを実現するために

フィルム表面を押さえる指の摩擦力を定量的に検出します。
ねじる、回す、ずらすなど、従来のコントローラでは制御できなかった動作を指先1点で入力することが可能です。
on/off 判定にとどまらない力量(ボリューム)測定が可能なので、スピードや移動量などのコントロールにも対応します。

薄い、フレキシブル

薄くて軽いフィルム型センサーは曲面にも実装が可能です。
フラットシートはもちろん、グリップ型、ボール型など、さまざまな形状のインタフェースをご検討いただけます。

レザーやゴム材など表面素材は自由に選択

センサー表面にはさまざまな意匠シートを貼り合わせることができます。
目的に応じて、レザーやゴム、布などを貼り合わせることで、デザイン性を付与することができます。

フィルム型センサー2

これまでのコントローラーとの比較

on/off 検出 ボリューム検出 方向入力 回転動作入力
ジョイスティック 可能 不可 可能 疑似的入力
十字キー 可能 不可 可能 疑似的入力
マウス 可能 大きな移動面積が必要 大きな移動面積が必要 大きな移動面積が必要
タッチパネル 可能 不可 大きな移動面積が必要 大きな移動面積が必要
Nissha
フィルム型3軸力覚センサー
可能 1点(指先)で入力可能 1点(指先)で入力可能 1点(指先)で入力可能

Nisshaフィルム型3軸力覚センサーの特長

3軸入力に対応

指先がフィルム型センサーを押す力(圧力)と滑る力(摩擦力)を同時に検出します。
摩擦力は360°の回転動作を検出できるため、1点を押しながら指先の微妙な動きを捉えることが可能です。摩擦力は方向だけでなく大きさも測定できるので、ボリュームやスピードなどの大きさをインプットすることもできます。
ジョイスティックや十字キーに比べて、ほんのわずかの指の動きで方向と移動量を同時に入力することが可能です。

マルチアレイセンサーも構成可能

およそ3mmピッチで配列したセンサーマトリックスにより、多点同時入力に対応したインプットデバイスを形成することも可能です。
”ひねる”、”つまむ”、”広げる” といったピンチ動作にスピードや面積拡大・縮小といったボリュームの情報を加えることもできます。
タッチパネルやタッチパッドでは表現できない入力操作を実現します。

デモ動画

曲げられるフィルム型センサー(薄い、フレキシブル)

センサー基材は柔軟なフィルムを使用しているため、曲面状にデバイスを形成することができます。
”握る”、”ねじる”、 ”絞る” といった動作の入力が可能になります。
自動車や航空機など輸送機器のハンドルや操縦桿に、ゴルフクラブやテニスラケットなどスポーツ用品のグリップに、バイオリンやドラムなど楽器の表面に、さまざまな製品へ貼合することで製品開発や性能評価にご活用いただけます。

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このような製品でご活用いただけます

・アミューズメント機器
 ゲーム、AR・VR機器のコントローラー

・情報端末
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・ウェアラブルデバイス
 イヤホン、スマートグラス、スマートウォッチ

・モビリティ
 自動車、バイクなどのハンドル

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