摩擦・せん断力をリアルタイムマッピング
多点同時、リアルタイムに摩擦・せん断力を測定できるシート状センサーです。
これまで、摩擦力の面内分布を知るためには、1点式の3軸力覚センサーを接触面に複数並べて測定する必要がありました。
NISSHAは、シート上でマトリクス状に3軸力覚センサー素子を形成することにより、最小4ミリピッチで摩擦力の分布をマッピングできるセンサーシートを開発しました。弾性フィルムの変形をセンシングすることで、圧力のみならず水平方向の応力変化もリアルタイムに測定できる全く新しいセンサーです。
タイヤの接地面における摩擦力の分布を可視化できます。
静止状態、低速での通過、ハンドルを回した時のタイヤのひねりによる摩擦力の変化などをリアルタイムにマッピングします。
椅子や車いすに座った際の座面における摩擦・せん断力の分布を可視化できます。
体重移動や座り方の違いによる摩擦・せん断力の変化などをリアルタイムにマッピングします。
摩擦・せん断力 分布測定システム RK1A (小型) |
摩擦・せん断力 分布測定システム 310S (大型) |
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イメージ | ||
測定サイズ | 44 ✕ 66mm | 312 ✕ 312mm |
提供 | 有償レンタル・販売 | 販売予定(24年12月) |
製品ページ |
※ 本製品は医療機器ではありません
フラットなセンサーシート
フィルム基材を使用し、非常に薄い構造をしているため、床面や路面などにフラットに設置することができます。
設置面とセンサーシート面の高さに段差ができないため、タイヤでの走行、歩行動作などをスムーズに分析することが可能です。
緻密なセンサーマトリックス
フィルム上には検出点がマトリクス状に形成されています。
摩擦力はX、Yの2軸に分解して測定可能です。
タイヤや靴底などのストラクチャーにかかる摩擦力分布を細かくマッピングすることができます。
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