NISSHAの成形同時加飾技術IMD、IMLは、印刷層を成形品表面に転写する、または多色印刷したフィルムを成形品の表面にインサートする技術です。IMD、IMLを使って作られる成形品はつぎのような意匠性に優れたカバーパーツを実現します。
NISSHAのIMD、IMLは、金型内に加飾フィルムを挟み込み、射出成形と同時に成形品の表面を加飾する技術です。
加飾フィルム上の印刷層だけを成形品表面に転写する技術です。
IMDでは、成形と加飾を同じプロセスで加工することができます。
加飾フィルムを成形品表面にインサートする技術です。
IMLは深い形状の成形品の上にも加飾フィルムをインサートすることができます。
医療機器のカバーパネルはシンプルなものが一般的です。白系統の単色樹脂で成形されていて、スイッチや製品ロゴも黒や青などの単色で印刷したものがほとんどです。私たちはつぎのふたつの理由から、医療機器のカバーパネルにはもっと多様なグラフィックデザインが重要だと考えます。
単色印刷の場合、操作ボタンはすべて同じ色で示されます。そのため、ボタンの違いを見分けにくく、間違ったボタンを押してしまう可能性があります。
たとえば、機能別にボタンが色分けされていたらどうでしょう。多色印刷されたパネルは、操作の安全性を高めると考えます。
医療現場で働く方や長期入院している患者さまにとって病院は居住空間でもあります。
その居住空間が無味乾燥な機械に包まれていると、心理的ストレスにつながる心配があります。
最近は動物をモチーフにした輸液台が登場したり、CT室の天井に青空のイメージを設置するなど、デザインで院内を明るくする取り組みが進められています。
医療機器にグラフィカルなデザインを与えるIMD、IMLの技術は、医療現場を明るくすることにも貢献できると考えます。
医療機器のデザインについて
お気軽にご相談ください
ISO 13485(医療機器品質マネジメントシステム)の
認証取得しています。
医療機器製造受託
医療機器包装・滅菌受託サービス
メディカル成形ソリューション
の資料がダウンロードいただけます